Tableau 計算式で “IN” 演算子の使い方について
はじめに:
Tableau で計算フィールドを使用する場合「IN」演算子を使用することができます。その動作は、SQL の「IN」演算子と同等です。これにより、さまざまな句をまとめることで、複数の「OR」を短縮することができます。
計算式で「IN」演算子を使うと、コンマ区切り値のリスト、セット、市区町村と都道府県/州の組み合わせのような結合済みフィールドのいずれかにある値と、指定した値が一致するかどうかをテストすることができます。「IN」演算子でサポートされているデータ型は、文字列、数値、日付、ブール値です。
“IN” 演算子の使い方:
以下に示すような文字列計算式を考えてみましょう。
これまでは複数の「OR」を使用すると、「IF」式が大きくなります。しかし「IN」演算子を使用することで同じ計算式を次のように簡略化できます。
どちらの場合も、同じ出力結果は次のように現れます。
Tableau の「IN」演算子は SQL の同等の演算子と同様に動作します。SQL ユーザーはさらに「NOT IN」構文を使用できますが、Tableau ではまだ許可されていません。
最後に:
さまざまな計算式で「IN」演算子を使用して式の内容を整理しましょう。